肝臓の機能と働き
誰でも「肝心(腎)要」という言葉を使ったことはあると思います。
現在では、「肝心」と書きますが、本来は「肝腎」だったとか。
意味は同じで、どちらも人体にとって大事な部分であることが語源だそうです。
この言葉にもある通り、肝臓は人体にとって非常に重要な臓器の一つです。
「人体の化学工場」と呼ばれるこの臓器は、非常に多機能で、その働きは500以上もあると言われています。
そのため、人工臓器の実用化が難しい臓器でもあります。
中でも主要な機能としては、
・代謝
・解毒
・消化
・体温の維持・調節
・エネルギーの貯蔵
などがあります。
これだけでも、肝臓がどれほど人体にとって大切か解りますね。
病気の予防・早期発見
もう一つ、肝臓はその再生能力の高さから「沈黙の臓器」とも呼ばれています。
その再生能力は、半分を切り取ったとしても、数か月後には元の大きさに戻り、機能が回復するほどです。
そのため、損傷が症状に表れにくく、自覚症状が現れるころには、重い病気が進行しているということにもなりかねません。
肝臓の病気には、
・脂肪肝(肝臓に脂肪が蓄積)
・肝炎(ウイルスやアルコール、薬剤などが原因)
・肝硬変(肝臓が硬くなり、機能が低下)
などがあります。
病気や肝障害が進行し、肝臓が自己再生が出来なくなった場合には、肝移植が行われることもあります。
そうならないためには、日頃から肝臓を疲れさせないよう、気を付けておくことが何より大切になります。
自覚症状が無くても、生活習慣(喫煙・飲酒・食生活など)の見直しや、定期的に健康診断を受けるなどをしましょう。
そうすることで、肝臓の病気の予防・異常の早期発見につながります。
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